藤原和博さんの「45歳の教科書」を読んだ。
ライフワークに悩む45歳前後。まさに自分の年齢だ。
みんなが豊かさを求め、同じ目標に向かって進んできた成長社会では、達成したキャリアの方向性も、ほぼ1つの領域に集中していた。
しかし、人の価値観や生き方が多様化した成熟社会では、それぞれが異なった幸せを追求していくようになる。
「転職・独立」と「組織に留まること」のリスクは40代半ば以上からは、ほぼ同じと考えてもよい。
だからこそモードチェンジの練習をしておく方がよい。受身の姿勢で待つのではなく、自らが動いて作り出すしかないと。
「活躍できる仕事」は自分自身が開拓する必要がある。
位置エネルギー(自分がその組織のどれほど偉いポジションにいるか)ではなく、「運動エネルギー」(自分には何ができ、何をビジョンとしているプロなのか)が大切。
これからは情報処理力より情報編集力が重要になってくる。
そのためには、信用(他者から与えられた信任の総量)を大きくする必要がある。
このためには「即動く」センスを持ち、「即動ける」余裕があり、「即動こう」という仲間とつながること。無償で動く習慣、これが大切だと感じた。
とにかくやってみる、でも楽しく、これを意識し、能動的に動けるようになっていこう。キャリアの大三角形を大きくするために。
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