先日、長男から中学校の実験実習のレポートについて相談を受けた。
内容は水圧とおもりの関係を調べる実験と理論値の照らし合わせに関するもの。
おもわず嬉しくなって水圧に関する公式や考え方について復習し直した。
今はネットを使えば様々なサイトがあって、調べるのが簡単にできるので便利だ。
水圧は中々イメージしにくい。
なぜ深さに比例するのか、上からの水の重みなのに下から水圧で持ち上げるとはどういうことか?
長男の素朴な疑問は理解できる。
まだニュートン、パスカルの物理的な単位の意味を深く理解できていないので、余計に説明が難しい。
まず力=質量×加速度、いわゆるF=ma、運動方程式の意味をまず理解できることが必要だ。
自分も中学生の時にはまだ物理学というものに対して興味がなかったものだが高校で目覚めた。
きっかけは何だったかわからないが、物体の運動の様子が式で確実に表すことができる美しさにひかれたような気がする。
単身赴任先で長男とはそっけない会話しか普段はないのだが、この勉強を教える過程で真剣に電話で議論し合えることになるとは思いもしなかった。
長男は学ぼうという強い意志があることもよくわかった。
帰省した時、じっくりまた議論できたらと思う。
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