小さい頃、レコードで何度も聴いて頭にしみついている曲。
こんな素晴らしい曲を作曲したシューマンなのだが、他の作品はよくあまり知らないのだ。
夢見ごごちな気分にさせる曲。
小さい頃から内気で、空想が大好きだったというシューマン。父親が出版業を営んでいたため、詩を書くことや読書が好きで、「ファンタジーの世界」に魅せられていたという。
大人になり、音楽家として活躍しながらも、シューマンの空想力はさらに羽ばたいていきます。自ら創刊した音楽雑誌には、シューマンの頭にある“架空の人物“による記事がたびたび登場している。
空想上のキャラクターを通して、自分の意見を多面的に伝える、というちょっとユニークな方法をとっていたようだ。
豊かな空想力は、シューマンの音楽に大きく影響していたのだろう。
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