現在、振動、騒音について特に学ばなければならないので学習している。
騒音計、これまで何度か使用してきた割には原理や校正方法等、理解していなかった。
音波は微弱な圧力変化(音圧)をマイクロホンによって電気信号に変換され、その音圧に比例した電気信号は減衰器で減衰もしくは増幅器で増幅されA/D変換部でデジタル信号に変換される。
その後、周波数重み付け演算部でA特性(周波数重み付け特性Aという)によって演算され、時間重み付け演算部、常用対数演算部を経て表示部にて騒音レベルのdB値として表示される。
時間重み付け演算部では時間重み付けFもしくは時間重み付けSによって演算される。一方、周波数重み付け演算部にて重み付けをしなければ音圧レベルが表示され、C特性を用いれば主要周波数範囲での音圧レベルが得られる。
一般に聴覚は音の周波数が低くなればなるほど感覚量が低下するので、A特性は低周波数域のレスポンスが低下している。C特性は、騒音計の開発当初に考えられた音圧の大小により補正特性を使い分けた特性の1つで、測定周波数範囲の両端域でレスポンスが少し低下する。この特性は内部雑音を低下させる効果があり、また音圧レベルの測定においては、低周波数の暗騒音の影響を低減させる効果があることから、現在も規格に含まれている。
以上が概要かな。
コメント