暗読みについて

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鈴木信一さんの著作である『子どもの国語力は「暗読み」でぐんぐん伸びる』を読んだ。

昔買った本で途中で読むのを辞めてしまっていた本を読み返した。

暗読みとは造語で、いわゆる寝床での語り聞かせのことを指す。

子供が寝るときに一緒に布団に入り、部屋を暗くして、おもむろに話を始める。

挿絵はないので子供は言葉だけを頼りに闇の中に映像を描くことになる。

離す内容は昔話か童話か、その場で即興話をすることになるが、即興話はどうやって作ればよいのか。

そのノウハウを伝えているのだが、その内容は正に「国語力とは何か」という問いにも通じている。

国語力の差とは

①言葉を映像に変換する脳のシステムを手に入れているか。

②先の展開を予測する習慣(先読みの習慣)を身につけているか。

の2つのポイントによって明らかになると言う。

会社でも例えばトラブル処理のための予算をとるための申請書を作成する際、前の申請書から変わった部分について書き直すよう指示を受けたことがある。

要は余計に予算がかかることになったその理由と反省を記載するよう上司から指示されたことがあったのだが、それを指摘され、想像力や論理的能力が欠けていたと認識した。

上司は読んだことには何が書いてあって、何が書いてなかったか。その書いてなかったことに意識を向け、書いてなかったことがこのあとにきっと書かれるはずだという予測をしたが、書いてなかったので指摘した、という思考回路が働いたはずだ。

優れた読み手は読みながら不足の情報をつど素早くキャッチし、その情報がいつ埋められるのかを期待して待つ習慣が身についている、ということだと思う。

すなわち想像力を鍛えると同時に言葉に対する感度がよいからできるのだと思う。

では自分が「暗読み」を子供に対して実践できているかというと、長男、次男に対してはまだ小さい頃、面白い話や怖い話を暗読みしていたことはある。

だが現在は全くだ。長女の寝かし付けだけで手一杯。だがむしろ長女に対してそろそろ、暗読みをしてみるのはいいかもしれない。

次男は特に映像ばかり見ている気がするので、挿絵のない本を色々読むよう勧めていきたい。

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