令和元年から選択Ⅱ-2の問題形式が変わっており、正直、苦手と感じている。
出題内容は以下のとおり。
「選択科目」に関係する業務に関し、与えられた条件に合わせて専門知識や実務経験に基づいて業務遂行手順が説明でき、業務上で留意すべき点や工夫を要する点についての認識があるかどうかを問う。
要は
・与えられた条件(責任者・進める業務概要・その他条件)に合わせること。
・選択科目の知識と実務経験に基づく業務遂行手順の説明できること。
・業務(遂行)上の留意すべき点・工夫を要する点等の認識あるか?
・業務遂行上の課題や問題等について認識し、
・業務マネジメント計画を策定し説明する能力があるか?
を問われている。
選択科目Ⅱ-2をまとめると下記の流れになる。
①「選択科目」に関する指定した業務の過程で、
②これまでに習得した知識や経験に基づき
③責任者として
④業務遂行に当たり要求事項や成果物に係わる要求事項の特性を満たす目的に合わせて,問題や課題を正しく認識し
⑤調査・検討すべき事項について、必要な分析内容を説明し
⑥業務遂行手順や、留意すべき点、工夫を要する点について
⑦多様な利害関係者との意思疎通・協調による要求事項の特性を満たす資源配分を遂行できる認識があるか。
なにやらこれだけなら書けそうではないか、と思ってしまうのだが実際に問題を与えられると途端に思考停止になってしまう。
選択科目Ⅱ-2の解答パターンはこうなる。
(1)①業務遂行に当たり要求事項や成果物に係わる要求事項の特性を満たす目的に合わせて,問題や課題を認識していることを示し、②課題に対して、調査・検討すべき事項について、必要な分析内容を説明する。
①業務の目的・背景・成果物(要求事項の特性)を定義し、課題を設定する。
②課題に対して、調査する項目を挙げ、その検討事項(問題点)を挙げる。
(2)選択科目や実務の専門知識や実務経験に基づいて、課題を解決する①業務遂行手順について、②留意すべき点と工夫を要する点についての認識があるか述べる。
③検討事項を解決するための業務遂行手順を挙げる。
④その業務遂行手順に関する留意点と工夫点(解決するのに選択科目の工夫)を挙げます。
(3)課題解決を効率的・効果的に進めるための①多様な利害関係者との意思疎通・協調による②要求事項の特性を満たす資源配分が遂行できる、認識があることを述べる。
⑤工夫点を行うために、リソース配分、関係者調整(マネジメントと外部ならコミュニケーション、内部ならリーダーシップ)を行います。
⑥ここで大事なのが成果物との比較。大事な項目について重点的に限られたリソースを投入するイメージ。
たくさんの項目を1200文字でまとめる文章能力こそが「コミュニケーション能力」です。
以下の技術士講座のURLをそのまま転記した感じだが、頭に叩き込むため自分なりに書いてみて参考にした。
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