驕慢

[名・形動]おごり高ぶって人を見下し、勝手なことをすること。また、そのさま。「―な態度」

<例文>
この室町、明治と続く第三の「開国」によってはじめて、国民は、イカルスのようにアジアへの膨張を可能にした万能の翼が、にわか作りの蠟で固めたものにすぎないことを悟るとともに、その根拠のない優越感と驕慢を打ち砕かれ、一人一人の肉声を語る術を獲得したのだった。・・・明治維新150年を考える-「本と新聞の大学」議事録(一色清、姜尚中他著)

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