駕籠(かご)

竹または木製の座席に人を乗せ,上に棒を渡して前後2人でかつぐ乗具江戸時代以来広く用いられ,竹で組んだ粗製のものを籠といって大衆用とし,長い棒をつけて数人でかつぐ精美なものを長棒駕籠または乗物といって貴人用とした。江戸参府のオランダ商館長も後者を許され,それを「ノリモン」と称した。

<例文>
スタートしたときの芭蕉の年齢は45歳(数え年46歳)だとすると、当時、いくら駕籠と馬しかない時代とはいえ、ふつうの人間の力ではとてもムリという話がある。・・・人生を愉しむ本音の生き方(川北義則著)

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