隠忍自重(いんにんじちょう)

怒りや苦しみなどをじっとこらえて、軽々しい行いをしないこと。また、そうするべきであるとする戒めの語。▽「隠忍」はつらさなどを表面に出さないで、じっと堪え忍ぶこと。ほんとうの気持ちを秘めて、こらえ忍ぶこと。「自重」は自分の行動を慎むこと。

<例文>
旧知の荒木村重は優柔不断。未知の明智光秀は隠忍自重。それが播州の名参謀が下した人物鑑定であった。・・・名参謀 黒田官兵衛(加野厚志 著)

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