転瞬

またたきすること。また、またたきするほどの短い時間。

「急雨盆を覆すが如く、―の間、衣裳尽く沾う」〈東海散士・佳人之奇遇〉

<例文>
「人の世は生死転瞬。神仏のご加護を願うしかないな」秀吉は瞑目し、きっちりと両手を合わせて拝んでみせた。・・・名参 黒田官兵衛(加野厚志 著)

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