様相

① 物事のありさまやようす。 「複雑な-を呈する」
② 〘論〙 〔modality〕 命題の確実性の度合。カントでは、判断における思惟機能をさす。現実的(実際にそのままあること)、可能的(やがてそれになりうる可能性をもつこと)、必然的(それ以外ではありえないこと)の三種類を挙げることが普通。
<例文>
青春とは人生の或る期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ。・・・西郷南洲手抄言志録を読む(渡邉五郎三郎著)
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