斟酌

[名](スル)《水や酒をくみ分ける意から》
相手の事情や心情をくみとること。また、くみとって手加減すること。「採点に斟酌を加える」「若年であることを斟酌して責任は問わない」
あれこれ照らし合わせて取捨すること。「市場の状況を斟酌して生産高を決める」
言動を控えめにすること。遠慮すること。「斟酌のない批評」

<例文>
なぜ、こんなことになるのでしょう?やはり、そこには、援助を行う側にもお家の台所事情があるとはいえ、”上から目線”の感覚が、B国とC国の事情を斟酌する目を曇らせてしまったと言えるのではないでしょうか。・・・敵をもファンに変える超一流の交渉術(石川幸子)

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