回心

回心
えしん

仏教用語。誤った心を改めて仏道に帰依すること。小乗の心を改めて大乗の教えに帰依すること。浄土教では,特に,自力の心を捨てて念仏の教えを信じること。

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回心
かいしん
conversio

宗教的意味で,罪人の神への帰還,平凡な生活からキリスト者の生活に転じること,あるいは不信や迷信から真の信仰に改宗することをいう。

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<例文>

戦後のフィリピンの収容所で盛んに使われた言葉に「アタマの切替え」という面白い言葉があった。これは簡単にいえば、情況が変化したのだから、その変化に即応し、その情況に適合するように思考・行動・所作等の一切合財を改めよということ、情況に対応し、新しい対象を臨在感で把握して回心せよということである。

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