世界は環境問題をはじめ多くの難題を抱えている。
地球温暖化、自然災害、紛争、テロ、経済危機、食糧、人口、格差、人権、疫病、麻薬など。
先進国とされる日本でも貧困、高齢化、自殺、医療、教育などの諸問題がじわりと社会に浸透してきており、精神的に厳しい生活を強いられている人は少なくない。
現代はとくに若者が将来に希望を持つことが難しい時代ではないだろうか。
偉大な哲学者の多くなその時代の困難を乗り越える理念を提示し、行く手に光を与えてくれた。
およそ人が平穏に生きることを妨げるマイナス要因は、いつの時代でも多く存在した。
そうした中、思想家はその時代のただなかで、人間や社会の根本問題に取り組んで思索し、思想によって時代の閉塞を突破しようとしたのである。
それゆえ残された書物には今でも強く訴えかける迫力がある。
哲学や心理学から学ぶことは多く学び、自分なりに理解しようした痕跡を残すことにしたい。
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