1.キラーズ(killers) Iron Maiden
- 3月15日 – The Ides Of March – 1:46
- ラスチャイルド – Wrathchild – 2:54
- モルグ街の殺人 – Murders In The Rue Morgue – 4:18
- アナザー・ライフ – Another Life – 3:22
- ジンギス・カン – Genghis Khan – 3:06
- 無実の逃亡者 – Innocent Exile – 3:53
- キラーズ – Killers (Di’Anno, Harris) – 5:01
- 悪魔の魔法 – Prodigal Son – 6:11
- パーガトリー – Purgatory – 3:20
- ドリフター – Drifter – 4:48
最初のThe Ides Of Marchのインストがすごくかっこいい。マーチ(行進曲風)のドラミングとギターサウンドが好き。
紀元前44年の3月15日という日は、共和政ローマの偉大なる軍事家、政治家、文筆家であるユリウス・カエサル(英語読みだとジュリアス・シーザー)が、マルクス・ブルトゥス、カッシウスらによって暗殺されたという歴史的に重要な日。
ローマ暦の3、5、7、10月の15日、並びにその他の月の13日の事をラテン語でidusと言うそうで、3月と言う意味のMartiaeと繋がって、「idus Martiae」という言葉が出来たそう。
アルバムの中でThe Ides Of MarchからWrathchildに曲が移っていく流れもかっこいい。特に最初のベースのフレーズが魅力的である。
そしてkillers。これもベースから始まるフレーズがカッコいいのに加え、リズム感とギターの旋律、そしてディアノの格好ええ雄叫びが最高。ブルース・ディッキンソンとは違う、PUNKを通過した破壊力がみなぎる。
それとProdigal Son。killersのアルバムの中で個人的には少しプログレッシブ・ロックの影響を少し受けているのではと思わせる曲である。リーダーでメイン・ソングライターのスティーヴがイエスやジェネシスやジェスロ・タルといったプログレッシヴ・ロックのファンであることを公言しており、影響も受けていることから、複雑な展開と動静の変化を盛り込んだ長尺の楽曲も多いのだが、killersのアルバムではこのProdigal Sonという曲が該当するのではないかと思う。
そしてPurgatory。テンポが速い曲で勢いのある曲である。複雑な曲展開を好むメイデンの中ではある意味ストレートでシンプルだが疾走感が最高にいい。
そしてDrifter。ツイン・ギターで奏でるリフがかっこいい。
killersの当時のライブ映像などがyoutubeで配信されているがむちゃむちゃカッコいい。
いずれにせよkillersはアイアンメイデン初期の名盤である。
2.メタルマスター(Master Of Puppets) Metalllica
- バッテリー – Battery (James Hetfield, Lars Ulrich)
タイトルは野球用語から来ており、バンドを過小評価する評論家などへの怒りと、ファンとの絆、すなわちバッテリーがテーマ。静かなアコースティックギターのイントロから突如としてアグレッシヴな演奏に切り替わる。 - メタル・マスター – Master of Puppets (Kirk Hammett, Hetfield, Cliff Burton, Ulrich)
人間を操る薬物依存の恐怖を描いており、「鏡の上で朝食を刻む」という一節はコカインの使用を連想させる。『ローリング・ストーン誌が選ぶオールタイム・グレイテスト・ギター・ソングス100』に於いて、33位にランクイン。 - ザ・シング – The Thing That Should Not Be (Hammett, Hetfield, Ulrich)
クトゥルー神話にインスパイアされた楽曲。 - ウェルカム・ホーム(サニタリウム) – Welcome Home (Sanitarium) (Hammett, Hetfield, Ulrich)
映画『カッコーの巣の上で』にインスパイアされた楽曲。サニタリウム、つまり隔離病棟に入れられた精神病患者が描かれている。この楽曲を発展させたのが、次回作『メタル・ジャスティス』の収録曲で、グラミー賞のベスト・メタル・パフォーマンス部門を受賞した「One」である。 - ディスポーザブル・ヒーローズ – Disposable Heroes (Hammett, Hetfield, Ulrich)
タイトルを直訳すれば「使い捨ての英雄たち」。命令に盲従し、前線に駆り出される兵士を描いている。 - リパー・メサイア – Leper Messiah (Hetfield, Ulrich)
カルト宗教とその教祖がテーマ。 - オライオン – Orion (Hetfield, Burton, Ulrich)
クリフ・バートンのベースを主軸に据えたインストゥルメンタル。タイトルは星座の「オリオン座」からの命名。 - ダメージ・インク – Damage, Inc. (Hammett, Hetfield, Burton, Ulrich)
メタリカの存在を知って最初に買ったアルバム。最初のBatteryで完全にはまった。アコースティックギターから始まり徐々に加速していくイントロはかっこよすぎる。スラッシュ系のサウンドで疾走感ある曲。
そしてMaster of Puppetsはスラッシュメタルのヘヴィネスとテンションを持つ傑作。初めて聴いた時は衝撃であった。メロディー、リズムともにとても気に入っている。
そして気に入っている曲と言えばWelcome Home (Sanitarium)。 インストがかっこいい。構成力のある名曲。ダークで冷たい闇を演出している。曲調の隆起によって素晴らしいコーラス、疾走パートへと移る。
内容も物凄く濃く、静と動を巧みにコントロールした叙情的な名曲。
個人的にはDisposable Heroesや Leper Messiahも気に入っている。
3.守護神伝(Keeper of the Seven Keys) Helloween
- 序章 Initiation (作曲:Hansen / 編曲:Helloween)
シンセサイザーとバンド演奏を交えたオーケストラ風のインストゥルメンタル。そのまま次の曲へと繋ぐ。 - アイム・アライヴ I’m Alive(作詞・作曲:Hansen / 編曲:Helloween)
- ア・リトル・タイム A Little Time (作詞・作曲:Kiske / 編曲:Helloween)
2ndシングルのC/W曲としてオルタナティヴ・ヴァージョン収録されている。 - トワイライト・オブ・ザ・ゴッズ Twilight Of The Gods (作詞・作曲:Hansen / 編曲:Helloween)
- テイル・ザット・ウォズント・ライト A Tale That Wasn’t Right (作詞・作曲:Weikath / 編曲:Helloween)
アコースティック・ギターを強調したバラード。 - フューチャー・ワールド Future World (作詞・作曲:Hansen / 編曲:Helloween)
2ndシングル。 - ハロウィン Halloween (作詞・作曲:Hansen / 編曲:Helloween)
行事のハロウィンをテーマとした楽曲。13分を超える大作で、曲調が目まぐるしく変わるなど、プログレッシブな面がある。後に、RCAがアメリカでシングル化する際に収録時間を短く編集し、この音源を元にしたPVも製作された。メンバーは短くされたことに厭きれたが、編集を許すことで自分達がプロであることを示した。 - フォロー・ザ・サイン Follow The Sign(作詞・作曲:Hansen/Weikath / 編曲:Helloween)
短い歌詞ではあるが、アルバムのテーマとなっている「7つの鍵」の存在が示されている。当時のライヴではSEとして流されることもあった。
4.ポルノグラフィティ(Pornograffitti) Extreme
- デカダンス・ダンス (Decadence Dance) – 6分49秒
- リトル・ジャック・ホーニー (Li’l Jack Horny) – 4分52秒
- ホエン・アイム・プレジデント (When I’m President) – 4分21秒
- ゲット・ザ・ファンク・アウト (Get the Funk Out) – 4分25秒
- モア・ザン・ワーズ (More Than Words) – 5分34秒
- マネー(イン・ゴッド・ウィ・トラスト) (Money (In God We Trust)) – 4分11秒
- イッツ(ア・モンスター) (It (‘s a Monster)) – 4分25秒
- ポルノグラフィティ (Pornograffitti) – 6分16秒
- ホエン・アイ・ファースト・キスト・ユー (When I First Kissed You) – 4分01秒
- スージー (Suzi (Wants Her All Day What?)) – 3分38秒
- “ヒーマン” はウーマン・ヘイター (He-Man Woman Hater) – 6分21秒
- ソング・フォー・ラヴ (Song For Love) – 5分55秒
- ホール・ハーデッド (Hole Hearted) – 3分40秒(ボーナス・トラック)
5.ベビーメタル(BABYMETAL) BABYMETAL
1. BABYMETAL DEATH
2. メギツネ
3. ギミチョコ!!
4. いいね!
5. 紅月-アカツキ-
6. ド・キ・ド・キ☆モーニング
7. おねだり大作戦
8. 4 の歌
9. ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト
何と言ってもギミチョコである。youtubeで初めてビデオ映像を見た時は衝撃だった。スクリーム担当のYUIMETALとMOAMETALの二人が「あたたたたた ずっきゅん! わたたたたた どっきゅん! ずきゅん!どきゅん!ずきゅん!どきゅん!」といったオノマトペ風な歌詞を歌唱するパートで始まり、そこからメインボーカルのSU-METALが歌うポップス的なメロディになる構成で、それを再び同じフレーズで繰り返すとい楽曲になっている。
また、歌詞はチョコレートを食べ過ぎても大丈夫といった内容になっており、SU-METALは「ギミチョコ!!は、チョコレートを食べ過ぎて太ることを気にする女の子や、試験勉強を頑張った後にチョコレートが凄く食べたいといった女の子のことを歌にした曲です。」と語っている。
6.パワースレイヴ(POWERSLAVE) Iron Maiden
1. Aces High (撃墜王の孤独)
2. 2 Minutes To Midnight(悪夢の最終兵器(絶滅2分前))
3. Losfer Words
4. Flash Of The Blade (殺意の閃き)
5. The Duellists (誇り高き決闘)
6. Back In The Village
7. Powerslave(パワースレイヴ~死界の王、オシリスの謎~)
8. Rime Of The Ancient Mariner (暗黒の航海)
Aces Highは日本でも非常に人気の高い曲で、第二次世界大戦を背景に、英国の主力戦闘機スピットファイアと敵国ドイツの主力戦闘機メッサーシュミットとの空中戦を描いている。
このアルバムに入っている曲は全て好きだ。Losfer Wordsが歌がない曲だがメロディーが好きだ。Flash Of The BladeやPowerslaveも好きである。
7.サムホエア・イン・タイム(Somewhere In Time)Iron Maiden
- サムホエア・イン・タイム – Caught Somewhere In Time [7:25]
- ウエイステッド・イヤーズ – Wasted Years [5:07]
- 帰らざる航海 – Sea Of Madness [5:41]
- ヘヴン・キャン・ウエイト – Heaven Can Wait [7:21]
- 長距離ランナーの孤独 – The Loneliness Of The Long Distance Runner [6:31]
- ストレンジャー・イン・ア・ストレンジ・ランド – Stranger In A Strange Land [5:44]
- デジャ=ヴ – Deja-Vu [4:56]
- アレキサンダー・ザ・グレイト – Alexander The Great [8:35]
なんといってもWasted Yearsが他にもThe Loneliness Of The Long Distance Runnerもテンポが速くてすきな曲だ。