消音器は減音を目的として用いられる音波の吸収、反射、干渉などを利用した装置である。機械等の一部に、例えば送風機の吸込口に設置すると送風機によって発生し吸込口へ伝わる騒音は消音器によって吸収あるいは反射され、吸込口から放射される騒音は低減する。消音器は1つの装置として設計、製作され、使用される場合が多いが、ダクトの一部を利用して消音構造にすることも少なくない。

(1)消音器の消音効果
消音器の消音効果は普通、伝達損失Rで表される。伝達損失は、消音器入口における入射音波の強さIiと出口における伝達音波の強さItをdB単位で表した時の両者の差であり、R=10logIi/It(dB)で表される。これによって、消音器そのものの減音特性を表すことができる。