探究と哲学

刎頸の交わり

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その友人のためなら首をはねられても悔いはないと思うほどの、親しい交わりのこと。
春秋時代、趙の将軍廉頗は、功績により自分より上位になった名臣藺相如を恨んだ。しかし相如は二人が争いにより共倒れになることを懸念し、国のために争いを避けるつもりでいることを聞いた。それを聞いて廉頗は自分の考えを恥じ、深く反省し、相如へわびに出かけて刎頸の交わりを結んだという故事による。
廉頗と藺相如がかたい友情を結ぶまでには紆余曲折があり、素晴らしい友というのは一朝一夕で得られるものではない。
「刎頚」とは、首をはねること。

<例文>
戦後はさらにはなはだしく旧漢字だから読めればいい、書くに及ばぬと言った。それでいて新聞雑誌の入社試験には人間万事塞翁が馬、刎頸の交り、請う隗より始めよのたぐいが出た。・・・完本 文語文(山本夏彦 著)

<例文>
甲乙つげがたい知恵者は、たがいに鍔鳴りをひびかせて刎頸の交わりを結んだ。・・・名参謀 黒田官兵衛(加野厚志 著)

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