リファラとは、あるWebページのリンクをクリックして別のページに移動したときの、リンク元のページのこと。Webサーバのアクセスログに記録される項目の一つ。
これを辿っていくと閲覧者がどこのサイトから訪問したのか、また、サイト内でどのような軌跡を辿ったのかなどを調べることができる。検索エンジンからの訪問の場合には、URLのパラメータ部分を調べることによって、どんな言葉で検索した結果のページから来たのかを知ることができる。Web広告の世界では、どのサイト/ページに掲載した広告に効果があったのかを調べることができる重要な項目である。
WebブラウザからWebサーバに送られる要求データの中に、アクセスしようとしているWebページの参照元ページ(リファラ:referer)の情報が無いことをノーリファラという。
通常、ブラウザがサーバにページを要求する際には、リンク元のWebページのアドレス(URL)を参照元として申告する仕組みになっているが、何らかの理由によりこれが設定されていない状態のことをリファラという。
(起動直後に最初に表示したページや、ブックマークやお気に入りから開いた場合など、そもそも参照元が存在しない状況で生じるほか、ブラウザに参照元を申告する機能がない場合、ブラウザの設定で参照元の申告を拒否するように指定した場合などに発生する。