這えば立て立てば歩めの親心

這えば立て立てば歩めの親心とは、子供の成長を待ちわびる親の気持ちを言ったことば。

生まれた子供が這うようになれば、親は早く立たないかと思い、立つようになれば早く歩くようにならないかと思う。
どんな親でも子供の成長を楽しみに待ちかねているということから。
「這えば立て立てば歩め」「立てば歩めの親心」とも。

<例文>
ところで、親が絵本の読み聞かせをするとき、そこに期待するものは何でしょう。子供の喜ぶ顔。まずは、これでしょう。何はともあれ、親は子供の笑顔が見たいものです。では次に期待するものは何でしょう。「這えば立て立てば歩めの親心」という言葉があります。そうです。笑顔だけでは満足できなくなった親は、やがて子供の言語運用能力を高めたい、子どもを本好きな子にしたいと願うようになります。・・・子どもの国語力は「暗読み」でぐんぐん伸びる(鈴木信一 著)

 

目次