積読

積読

積読とは、本を購入して読まずに積んでおくこと。

【年代】 明治時代~   【種類】 合成語

 

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『積読』の解説

積読とは本を買うだけ買って読まずに積んだままにしておくことで、「積んでおく」と「読書」をかけた駄洒落的な合成語である。
読書が家庭における娯楽の中心であった明治時代に普及したこの言葉、読書離れが原因なのか現代ではあまり耳にしなくなったが、学生がヤル気満々で大量に購入した問題集を机の上や本棚に置いたままにしたり、ブログやテキスト系WEBサイトを「いつか読もう」とお気に入り登録し、そんなブックマークでお気に入りがいっぱいになった状態など現代でも積読は存在する。

<例文>
たとえば、「積読になったままの本を、早起きして読み進めておこう」と思ったとします。しかし、一晩寝て、翌日になってみると「う~ん・・・とりあえず今日は職場の業務が立て込んでいるし、始めるのは明日からにしようかな」となってしまったりする。・・・・本物の思考力 出口治明著 より

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