暗然

①暗いさま。また,はっきりしないさま。 「沖より来る響,-として湧く力/抒情小曲集 犀星」
②悲しみや憂いに心がふさいでいるさま。 「 -たる思いに沈む」
<例文>
国家を維持するには、四つの大きな綱領がある。それは礼であり、義であり、廉であり、恥である、というのである。いまわが国に礼ありや、義ありや、廉ありや、恥ありやと問うとき、心ある人ならば、暗然とならざるを得ないのではないだろうか。・・・小さな人生論(藤尾秀昭著)
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