周りを動かす

今日は朝礼と打ち合わせが2件、どちらも大事な場であったと思うが、個人的なワークに手をとる時間はさほどなく、時間はあっという間に流れた。

ただ今日は昨晩、よく眠れたため頭の回転がよく効率よく、業務を行うことができた。

20代若手と向き合うことが多いのだが、言志四録にある以下の箴言を噛みしめる。

「人を教うる者、要は須らく其の志を責むべし。聒聒(かつかつ)として口に騰すとも、益無きなり」

<訳文>
人を教える者の最も肝腎なことは、志が堅固であるかどうかを見るべきであり、その他のことをただ口やかましく言っても、何ら益をもたらすものではない。

若手は教える者の志を見透かしていると思う。自分が若手の時、教育担当の先輩の業務への向き合い方よりも自分に対する仲間意識と愛情を感じてモチベーションを高めたものだ。こうした経験から業務内容がどうであれ、この人とであれば楽しく仕事ができる、と感じることができる人間でありたいと感じた。

志は高く持ちながらも自分の立場もわきまえた上で周りと接する。志と情熱を持つことがまず大事だがそれだけでは足りない。相手がこの人とだったらモチベーションを高められるな、と無意識に感じさせることができる人でありたい。

 

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この記事を書いた人

会社員。技術職。3児の父、共働き、単身赴任2年目。
技術士取得を目指す。
趣味は釣り、音楽鑑賞、読書、スポーツ(特に野球、サッカー、卓球、アメフト)、筋トレ、ブログ。
日常のたわごとから家族のこと、仕事のこと、書評、そして好きな音楽を紹介します。

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