中学受験についてもう少し考えてみる。

小学生が遅くまで勉強する、高い金払ってなぜ私立へ、という考えもある。ネットで色々調べながら子供を受験させる意義を改めて整理していきたい。

中学受験を選択する理由について整理すると以下のようになる。

①受験に分断されない6年間
公立中学を選択すると、高校受験、大学受験を3年間という短い間隔の中で準備する必要がある。
一方、私立中高一貫校では、受験勉強に分断されることなく、6年間を通して、自分のやりたいことにじっくり取り組める。

新たな環境
地元の友人関係がうまくいってないなど、新たな環境で再スタートしたいという考えから中学受験を目指すご家庭もあると思う。会社の若い子で中学受験経験者に受験した理由を聞くと、いじめられていたから地元を離れたかったという。親でも地域のコミュニティーから離れることが目的の人もいるだろう。長男の場合は友人も多いし決していじめられるようなこともなく、むしろ一目置かれているようなのだが、なぜか地元の中学には行きたくないという希望がある。

③学力を伸ばせる充実したカリキュラム
私立中高一貫校では先取り学習、探求型授業、ICT授業、英語を強化できる授業と、公立中学校にはない充実したカリキュラムがあり、子どもの学力を伸ばせる環境がある。体験授業や学校説明会を受けて感じたのは、私立中学の授業内容は先生方の力量やカリキュラムで自分も受けてみたいと思うような内容だったことである。子どもには知識・教育を受ける権利がある、横一線に並んだ公立とは違う教育が私立にはあり、授業料を払う価値がある。

④中学受験が当たり前の地域性
例えば東京は私立中学校の数が多く、クラスの半数が中学受験をするところもあり、受験が当たり前という地域性がある。自分が住む大阪も東京と似ている。自分は地方出身で地元の友人で受験している子など一人もいなかった。そもそも中学受験といっても選択肢は少ない。地域柄もあるだろう。

大学進学へのアドバンテージ
大学受験を考えたときに、大学付属校における内部進学や先取り学習で充分な受験準備ができるメリットもある。また、2020年の大学入試改革を見据えて、いち早く思考型テストへの対策している私立中高一貫校が有利との考えもある。私立校は、社会の変化に敏感で、2020年の大学受験改革と文科省教育指針のよる変化への対応をすでに始めている。立校には、理念と価値観を大切にして、社会のニーズに合うよう機敏に教育の内容を変容させていくという点で、公立校にはない価値がある。さらに高校入試事情として内申点での評価や、私立高校の選択肢が少ないことも中学入試に舵を切る理由になっている。

自分の場合、子供に受験させる機会を与える理由は①~⑤のいずれも当てはまると思うが、子供が受験に向き合い、その気になることが大前提だ。