最近、何かの本か雑誌かで覚えた慣用句である。

簡単ではあるが、要点をつかんでいること、との意味だが、要点はつかんでいるが、簡単な内容しか理解していない、という意味なのかな、とも思い、この言葉の意味を、そしてなぜこのような慣用句が生まれたのか、考えていた。

色々と調べた結果、簡にして要を得る、とは下記にあるアインシュタインの言葉で使うように簡単に要点を説明できる、という解釈のようだ。そしてこの下にある説明は痛いほど自分の経験と重ね合う。

―――――― アルベルト・アインシュタイン

何かを説明するとき、聞き手側の理解力が高いに越したことはないが、
多くの場合、話し手の説明能力さえ長けていれば通じる。
伝えたい内容の要点を的確に判断し、
相手の知識量に応じて噛み砕いた説明ができるかどうか。
聞き手が理解できていないのに同じ説明を繰り返すだけだったり、
言い方を変えたり何かに例えるような表現ができないようなら
自分がまだ他人に説明できるほど理解できていないのだろう。
難なく伝えるには3倍ほど理解している必要があると言われるように
自分でわかってることでもいざ説明しようとすると
驚くほどうまくいかなかったりする。

自分が他人に説明できるほど理解できるためには、相手より3倍くらい理解しているくらいでなければならない。情報を得るだけでなく、深く考え、正しくその本質を理解すること、がどのくらい大事であるかを痛感する。

深く考える訓練を誰よりも、そして幅広く、実践できるかが重要だ。