ポンプ場の電気設備の維持管理について(負荷設備、コントロールセンタ)

ポンプ場ではポンプの容量に応じて高圧負荷設備、低圧負荷設備が存在するのが一般的である。

ポンプを始動するとき、流れる電流を制限しないと、受変電設備への過電流が発生し、遮断器などが故障する恐れがあるので、始動時の電流を制限するようにしている。

6,600Vの高圧電力で使用するポンプを始動するときは、リアクトル始動が一般的である。

また低圧動力で使用するポンプを始動するときは、スター・デルタ始動が一般的であるが、中にはインバータを使用した始動方法もある。

インバータを使用することによりポンプの始動から運転状態になる時間及び運転状態から停止するまでの時間及び運転状態から停止するまでの時間やポンプの吐出量の調整が容易に行うことができるようになる。

6,600Vで使用するポンプでは、1台ごとに高圧コンビネーションスタータ(配電盤内に電動機を始動させる真空電磁接触器、リアクトルなどを内蔵)という盤を設置している。

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この記事を書いた人

会社員。技術職。3児の父、共働き、単身赴任2年目。
技術士取得を目指す。
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