騒音レベルを測定する時は、騒音計の周波数補正回路の特性はA特性を用いる。平坦特性又はC特性を用いると、音圧レベルを測定することになる。騒音の周波数分析を行わない場合にA特性、C特性での二つの測定値を出しておくと、その騒音の周波数成分の概略を推定することができる。

上記説明にでてくるA特性、C特性を理解しなければならないだろう。

騒音の測定には可聴周波数範囲の音圧レベルの絶対測定が必要だが、耳の感度は周波数によって異なり、単に音圧の実効値をとっただけでは聴感的な音の大きさを表すことはできない。

周波数により同じ音の大きさに聞こえる音圧レベルを表した曲線として、等感曲線(等ラウドネス曲線、ISO 226)がある。次図 の A 特性は小さい音、C 特性は大きい音の聴感として近似して作られ、過去においては音の大きさによりこの特性を使い分けて測定されてきた。その後の研究で、この特性は聴覚的な音の大きさを表すものの、騒音のうるささを表すには適しているとはいえなく、大きい音でも A 特性曲線を使うほうが良いことが明らかにされた。