嫌われる勇気を再読して強く意識したいと思ったことを記しておく。
アドラー心理学では人生を線のように生を受けた瞬間かっら始まった線が大商さまざまなカーブを描きながら頂点に達し、やがて死という終点を迎えるというように人生の大半を「途上」としてしまう考えではなく、人生は点の連続で、連続する刹那、すなわち「いま、ここ」にしか生きることができない、と考える。
われわれの生とは刹那の中にしか存在しない。
それを知らない大人たちは若者に「線」の人生を押し付けようとする。
いい大学、大きな企業、安定した家庭、そんなレールに乗ることが幸福な人生だと。だが人生に線などありえない。
人生は連続する刹那で過去も未来も存在しない。過去や未来を見ることで免罪符を自らに与えることになる。
過去にどんなことがあったかなど、自分の「いま、ここ」にはなんの関係もないし、未来がどうであるかなど「いま、ここ」で考える問題ではない。
すなわち「いま、ここ」にスポットライトを当てるというのは、いまできることを真剣かつ丁寧にやっていくことだ。
アドラーの教えは本はまさに自己啓発の源流だ。
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