檄文

檄を書いた文章。

古代中国で、召集または説諭の文書。木札を用いたという。めしぶみ。さとしぶみ。

自分の考えや主張を述べて大衆に行動を促す文書。檄文。ふれぶみ。

[補説]誤用が定着して、励ますこと、また、励ましの言葉や文書の意味でも用いる。
<例文>
織田信長の台頭を警戒し、毛利は反転攻勢に打って出た。京から安芸へ落ちのびた足利義昭を奉じ、将軍家のお墨付きにより諸国の大名たちへ檄文を回したのである。・・・名参 黒田官兵衛(加野厚志 著)
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