材料に過大な荷重が作用すると、材料の性質や荷重の作用の仕方によって様々な破壊が発生する。表に基本的な種類の破壊形態を示す。

1.一発破壊(材料自身の持つ性質によって現れる破壊形態)
破壊形態の中で最も基本的なものは、静的な荷重(ゆっくりと単調増加する荷重)が作用した時に発生する一発荷重である。この破壊では材料自身の持つ性質が現れ、大別すると延性材で発生する延性破壊と、脆性材で発生する脆性破壊に分かれる。

(1)延性破壊
基本的な引張試験では、