振動伝達率は支持点の反力の大きさと、振動源から入力される力の比で定義される。つまり、ばねによって支持点に伝える振動の力をどのくらい低減できているかを表すパラメータということができます。振動を絶縁するためには、できるだけ振動伝達率を小さく抑えることが重要になります。

振動伝達率について考察することにより、振動問題に対するアプローチ法が自ずと見えてきます。導出方法も含めて理解する必要がある。

1自由度の減衰強制振動のモデルを図5-1に示します。4の減衰自由振動に対して強制振動外力が追加されています。

この振動モデルを表す微分方程式は以下の次式のようになる。

右辺は、Fの振幅、ωの角振動数で振動する強制外力を表していますが、sinとかcosを用いず、オイラーの公式を用いて複素数表記をしています。非減衰強制振動の時と同様に、今回も”虚部は無視し、実部のみが物理的な現象を表していると考える”という方針で立式している。