探究と哲学

床几(しょうぎ)

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肘掛けのない坐具。平安時代には胡床 (あぐら) ,床子 (しょうじ) と呼ばれ,公事に際して官人が用いた。大中小の3種があり,その形状は,「大さうじは其のてい,上は箕 (み) の子にて長さ三尺ばかり,脚の高さ二尺ばかりなるを,二つさしあはせて据ゑて,上に高麗を唯半帖のやうに打裏を付けて敷きて,其の上に菅円座を敷きたり」 (『雅亮装束抄』) とある。戦国時代には,軍陣狩場などで休息のために用いられる床が案出された。4本の脚を互いに打違えに組み,坐部に革または布を張り,折りたたんで携帯に便利なようにした。一名摺畳椅 (すりたたみあぐら) ともいう。

<例文>
床几に腰かけた秀吉がしきりに首をひねった。・・・名参 黒田官兵衛(加野厚志 著)

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