ドビュッシーのピアノ曲で、3番目に好きになった曲だ。
初めはベルガマスク組曲、ドビュッシーゴリウォーグ、そしてこの喜びの島。
この曲はドビュッシーが再婚の
この曲は、ジャン・アントワーヌ・ヴァトーの作品「シテール島への巡礼」(ルーブル美術館蔵。当初は「シテール島への船出」というタイトルだったが後に改題され現在のタイトルとなった)の影響を受けているとのこと。
シテール島はエーゲ海、クレタ島の北西にある島で、神話では愛の女神ヴィーナスの島とされている。
この作品は、装飾音やリズムの変化といった技巧を駆使して、きらめくように豊かな色彩の細やかな音を連ね、幻想的な愛の歓びを描き出している。
ドビュッシーが前妻のリリーを棄ててエンマという女性と駆け落ち旅行をしたときに作られたのが『喜びの島』である。
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