アルルの女はレコードだったかCDだったか、初めて聴いた時の頃は忘れてしまった。
しかしこの前奏曲に限らず、組曲の1つ1つの曲がすべて頭に残る、壮大なメロディー。
曲のどの部分が、この部分がいい、というのを説明することが難しい。
この戯曲の悲劇的な展開を暗示するように暗い雰囲気で始まる。
冒頭で演奏される鮮烈なメロディは印象的。これはプロヴァンス民謡の「3人の王の行列」のメロディだとか。これが変奏されるように繰り返し演奏される。続いてアルト・サクソフォーンによる甘い雰囲気になる。
このようなメロディを作れるビゼーは天才だと思う。
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